「乳がんになったかと思った」とか

定期的に御来店のお客様が、先日ご来店された際に言われていたのが
「私、胸の所が痛くて乳がんになったかと思って」
実際は、そんな事はなくて肩が巻き肩になってしまい
大胸筋がひどく固まっていたのが原因

今回は、巻き肩のデメリットについて解説してゆこうかと思います。

巻き肩になると起きる弊害

写真に書いてある数字を使って解説してゆきます。

②の巻き肩になると、猫背になり③の位置が後ろに出てきます。
首の位置は①の様に前に出てしまい、首が⑤の様に真っすぐになり頭を軸無しで支えますので
首の筋肉や後頭部に痛みを感じやすくなります。

骨盤⑦は、下方後傾になってしまいお尻④が垂れてきてしまいます。
骨盤が後傾下方になる事で、骨盤が内臓を拾うう様な形になり⑥ポッコリの中の原因にもなります。

つまり巻き肩の場合
首の痛みを感じやすくなり、ポッコリお腹になり代謝も落ちる傾向に
お尻は垂れ下がり年齢が上に見えるようになり、更に蹴躓きやすくもなります。
骨盤の後傾下方は、股関節の可動が減り腰痛を起こしやすくもなり
良いことなんて全くありません。

肩だけ戻せば万事大丈夫か？

実は身体というのは連動しているので、肩だけ治しても一時的になりやすいので
身体全体をみてバランスを把握しながら調整するのが大事になります。

この写真の体の場合
骨盤の後傾下方は、主に大臀筋や中殿筋や内転筋群の筋力低下が原因なので
施術以外に下半身のトレーニングも必要になります。

また肩甲骨周りは主に外転で固まってしまっているので
大胸筋等のすトレッチと共に、腕の筋肉もストレッチを行いながら
背中わまりの筋肉もしっかりと動かしてゆくことが大事になります。

施術に置いては「木を見て森を見ず」にならないように
しっかりと全体のバランスを把握しながらとなります。

姿勢は自律神経とも密接に関わっているので、身体が重だるい等の不調を抱えている場合
整体で身体全体を見るのは良いことだと思います。

当店について

診療時間・完全予約制となっております。