改善しない慢性腰痛の原因は体が硬いから？その原因を考えてみる

慢性的な腰痛の原因は7割が原因不明とか？！
そんな慢性腰痛の原因を4つ程度に分けて解説致します。

慢性腰痛の定義は？

腰痛が3ヶ月以上続いている状態を指します。
つまり、ぎっくり腰の様な急性な痛みではなく
常に何かしら腰が痛い状態の事です。（だから慢性腰痛）
腰に異常が無いのにも関わらず痛みが続く状態や
腰の異常が治ったのにも関わらず痛みが続くケースです。

身体の柔軟性が無いから腰が痛む？

腰痛が激しかった時期に病院に通うと必ず
【腰痛体操】なる本を手渡されて
身体が硬いから腰が痛くなると言われ
出来る限り毎日柔軟体操をするように言われましたが
結果、腰痛は解消しませんでした。

運動前のストレッチは筋力を30％程度低下させる

実はストレッチ（この場合静的ストレッチ）は運動前に行うと
パフォーマンスを３０％程度低下させると言われるようになったんだよ。
みんな勘違いしているのは「可動性」と「柔軟性」を勘違いしているって事

可動性とは？

可動性は「関節からある範囲までコントロールして動かせる距離」の事を指し
自分自身で意識して動かせる距離の事

柔軟性とは？

ただ単に筋肉が伸びてしまう距離の事を指します。
仮に意識的に動かせる距離が90だったとして
柔軟性が100だった場合
91以上の状態は柔軟性過多であり
「それだけ伸びる状態であるという事は
怪我を起こしやすい状態でも有る」

柔軟性と可動性のバランスとは

身体が柔らかければ良いと言うのでは無いのです
身体が大きく動かすことが出来る＝スタビリティ（軸となる支え）があるからこそ出来ること
一見相反する感じのバランスが非常に大切になります。

つまりは単純に身体が硬いから腰が痛くなるわけではない

つまりは筋力の柔軟性だけがあっても腰痛にはなる
筋肉の柔軟性と自身でコントロール出来る可動性と
軸となる筋肉のバランスがとっても重要って事です。

じゃあストレッチは必要ないか？

過去にも【自宅で行うストレッチは「どうすれば良い？」オススメは】で書きましたが

https://seitaitoyohashi.jp/stretch/

僕自身がオススメしているのは
ダイナミックストレッチになります。
可動性と柔軟性そして軸となる筋肉をバランス良く作ることが出来き
怪我のリスクも減ると考えているからです。

骨に異常があるから腰が痛む？

ヘルニアや脊椎分離症等の腰椎に以上が有るから腰が痛むのか？

腰の痛みの原因の多くは腰椎ヘルニアや分離症等が原因と言われてきました
しかしながら最近の研究では、骨に関係した（腰椎等に起因した）腰の痛みの多くは
手術をしても改善する割合が少ないとも言われています。

腰椎のズレや骨盤の歪みで腰痛が起こる訳でも無い

人間は利き手が有る以上、身体は必ず歪みます。
だから骨盤周りや腰椎の歪みは必ず出ます。
だからと言って必ず腰に痛みが出るか？と聞かれると
答えはNOです。

歪んでいるから痛む訳ではない

腰椎や骨盤が歪んでいても痛みは出ません（多分）
仮に理想的な真っ直ぐな状態の身体の人で痛みが、ある人はいるかもしれません。
痛みが出る出ないは歪みだけが関係しているのでは無いのです。

痛みが出るのは歪みと同時に骨の可動性が失われている場合

腰椎や骨盤に限らず、後頭骨や仙骨までを含んだ
脊椎の何処かに
動きを失った部分が痛みの原因を作っていると言われています。
動きを失ったことで、他の部分が変わりに動きすぎてしまい
痛みを出す事もあるのです。

「腰椎や骨盤が歪むと必ず痛みが出る訳では無い」って事です。
だから整体で身体全体のバランスを取るだけでも痛みが消えることもある
そう解釈して貰えると良いと思います。

内臓が弱って腰が痛む？

内臓が弱って腰が痛む？

これは姿勢にもストレスによる自律神経のバランスにも関係するのですが
腰痛をお持ちの方の多くに
お腹がポッコリ出ている方が目立つ傾向にあります。

これは姿勢の悪さと腹圧にも関係するのですが
内臓が下がってしまいポッコリお腹になり腰に痛みを感じているのか？
腰が痛み姿勢が崩れてポッコリお腹になってしまったのか？
順番は判りませんが
慢性的な腰痛をお持ちの方の多くにお腹が飛び出した様な状態が見られます。
呼吸が浅いのも関係していたりして色々な要素が組み合わさっていますが
姿勢が崩れてしまい内臓が骨盤に落ちるようにして
お腹が飛び出しているケースは

深い呼吸が出来るようになる事と
常に暴飲暴食があるようならば食生活の改善を行うことで
腰の痛みが減るとも言われています。
腎臓や肝臓が弱るだけで腰痛が起きたりもすると言われていますので
心当たりの有る方は注意しましょう。

ストレスにより脳が痛みをオーバーに伝えている？

腰痛は脳が痛みの伝達をオーバーに伝えている？

最近の研究で言われていることが
過度なストレスにより脳に伝わる痛みの信号が
オーバーに伝えられていると言う話があります。

慢性腰痛に抗うつ剤が処方される例も

嘘みたいな話ですが腰痛で病院に行き
色々と検査したが、何処にも異常が見つからず
「抗うつ剤が処方された」
そんな話もあります。

「腰椎ヘルニアの痛みに我慢できず手術をしたが痛みが軽減されなかった」お婆ちゃんの例

そのお婆ちゃんは長年に渡り腰椎ヘルニアで腰が痛み
悩んだ結果、手術を決意
しかし手術をしたものの痛みは消えず
年齢も有り寝込んでしまいました。

家族が心配をしお婆ちゃんに
「何でも良いから欲しい物とかあれば言って」
そう話すと

お婆ちゃんは
「犬が欲しい・・・」

家族は仕方ないと思い柴犬を貰ってきて
世話は出来ないだろうけど、お婆ちゃんに渡してあげました。

大喜びしたお婆ちゃんは、犬を可愛がり世話をしてゆく中で
腰の痛みが消え元気になってしまったのです。

痛みの無い方の腰椎をレントゲンで撮影すると7割ぐらいヘルニアが見られるとか？！

一部の方の研究では
痛みが無い肩の腰椎をレントゲン撮影
7割ぐらいの方にヘルニアの跡がみられるとか
では何故ヘルニアが有るのに痛みが出ないのか？

脳への痛みの信号がストレスにより過剰に伝わり
腰が痛くなってしまうと言う事らしいです。

ではストレスが原因なら腰痛は消えないのか？

この点は整体が腰痛には合っていると思う事があります。
整体で身体全体のバランスを取り
心地よい感覚を感じる事で
慢性的な腰痛の変化を感じることが出来るのではないか？
僕はそう考えております。

施術では筋骨格を整え
お客様が気づいていない体の状態をお伝えし
日頃から出来るアドバイスなどを多角的に出来るのも
整体ではないかと思います。

どんな施術が良いか

身体の動きがスムーズで無いと感じるなら
まずは整体の75分を試して下さい。
次にストレスフルなら整体とカッピングやヘッドを組み合わせて利用するのも有りだと思います。
更にお腹が常に張るような状態を感じているなら
内臓のマッサージも整体に組み合わせると良いと思います。

ご予約時に、ご相談頂いても構いません
状態によりアドバイスさせて頂いております。

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